現在使用されているRDF及びRPF製造機械の原理は、1970年代に海外より導入された技術である。
当時は其の企業より排出される廃棄物(ポリエステルフィルム)の製品くずの処理に適合使用(かさ比重の凝縮)されていた。
現在のRDF・RPF(固形化燃料)の製造工程はかさ比重の凝縮技術を使用したに過ぎない。
しかし、RDF・RPFの原料である一般廃棄物には、水分・有機物などが多く含まれており、日本国内における多湿度の環境では、圧縮比が足らない。
RDFのごみ発電に事故が多発する原因は、外気の温暖差により内部に水滴が発生し、RDF・RPFの水蒸気の発生が元で内部温度が上昇し、水分及び有機物の化学的酸化による自己発熱での発酵のメカニズムで、可燃ガスが発生し爆発したと考えられる。
その他の問題としては、比重が軽い・カロリーが低い・長時間の在庫積みができない・作業工程の原料供給自動化ができないことが挙げられる。
弊社の製品であるY-EFMプロダクツに関してRDF・RPFは前処理工程に他ならない。
弊社は以前、三菱商事の依頼で、静岡県御殿場市小山町、広域行政組合のRDF製品の試作を行い完成している。